第六回医薬品・関連業界交流会を以下の通り、実施予定です。参加ご希望の方は、以下のフォームよりご回答ください。
https://forms.gle/gJ776yab17oK921Q8
また、周りの方でご推薦したい方があれば、ご案内を共有して下さい。
1.開催日時 2024年6月22日(土)14時から16時半ごろ終了予定
2.開催場所 茗渓会館 4階、新泉筑波
(コーヒーブレイクあり1500円程度を予定)
3.内容
第一部
【講演テーマ】わが国における創薬研究に資する研究資源バンクと湘南アイパークでの挑戦
【講演者】鈴木 聡
【略歴】1983年 筑波大・第2学群生物学類卒業
1985年 筑波大・医科学研究科修了(修士)
昭和大・医学部第一生化学教室 研究生
東大・応用微生物研究所 2研 研究生
昭和大・フロリダ生物医学研究所 研究生
1992年 ユタ州立大・大学院修了(Ph.D.)
1994年 HAB協議会設立
2002年 NPO法人HAB研究機構に改組
現在に至る
【講演要旨】1990年代に薬物相互作用が大きな問題となり、欧米の当局からは相次いでヒト組織を用いたin vitro試験を求めるガイドラインが発出された。わが国も「非臨床薬物動態試験ガイドライン」(医薬審第496号)が発出され、
ADME研究に必要なヒト肝細胞、細胞画分等を収集・供給するため、ヒューマンサイエンス振興財団(HS財団)に研究資源バンクが設置されたものの、供給には至らず、その後もバイオバンクジャパン、ナショナルセンターバイオバンク、東北メディカルメガバンク、アカデミア発のバイオバンク等多くのバイオバンクが設置され、AMEDもこのバイオバンク事業に多くの資金を投じてきているが、創薬研究現場での利活用は進んでいない。
HAB研究機構は1995年から米国National Disease Research Interchangeと国際パートナーシップ契約を締結し、わが国の産学官の研究者にヒト臓器・組織・細胞を供給してきた。また2019年からは湘南アイパークに入居し、テナント研究者のニーズに応えるべく新鮮ヒト組織の供給を開始した。
この講演では、創薬研究基盤であるヒト組織の供給体制について議論したいと考えて
いる。
第二部 新加入者の自己紹介
第七回交流会の話題に関するご相談
第1回から第5回までの記事については、以下の季刊誌の記事をご参照下さい。