日時 平成26年7月6日(日)12:00~
会場 にぎたつ会館
記載責任者 茗渓会愛媛支部事務局長 山本 隆祥
1.茗渓文化講演会(12:00~)参加者47名
演題「小倉百人一首について」
講師 和家 寛治(わけ かんじ)
<プロフィール>
昭和14年 1月 宇和町に生まれる
昭和36年 3月 東京教育大学体育学部体育学科卒業
昭和36年 4月 愛媛県公立高等学校教諭
昭和45年 4月 全日本かるた協会公認読手
昭和48年 4月 かるた名人戦 クイーン戦読手
昭和50年 4月 国立大洲青年の家事業課専門職員
全日本かるた協会理事
平成 元年 4月 全日本かるた協会専任理事
平成 9年 4月 社団法人全日本かるた協会理事
社団法人全国高等学校文化連盟 小倉百人一首かるた専門部顧問
平成11年 3月 愛媛県公立高等学校教諭定年退職
平成19年 4月 社団法人全日本かるた協会専任読手 かるた九段允許
平成19年 4月 愛媛県かるた協会最高顧問
平成25年11月 一般社団法人茗渓会 社会貢献活動功労賞受賞
永年にわたりかるた協会の発展に貢献された。
南予地域の多くの小・中・高等学校にボランティアでの出前授業を行い、かるたの魅力を伝えてきた。学校の中には、学校行事としてクラスマッチに取り入れ、今も続けている学校もある。指導を受けて競技かるたを目指した者の中には、かるた大会で優勝した者も多数いる。また、一般成人への指導も熱心に行い、地域のコミュニケーションづくりに多いに貢献している。
昨年、永年の社会貢献が認められ、一般社団法人茗渓会社会貢献活動功労賞を受賞された。
<講演内容>
1.小倉百人一首の成立
2.小倉百人一首の内容
3.100人の歌人はどのような人か。
4.伊予と関係のある歌人
5.かるた札ができるまで
6.歌かるたの成立
7.競技かるた
8.かるた会の中止
9.愛媛かるた選手権大会の開催
10.名人戦・クイーン戦
11.最近の愛媛高校生の情勢
12.競技かるたの読み方について
小倉百人一首の由来から現在にいたるまでの歴史や今後の展望などについて講演された。和家先生は愛媛県出身者として全日本かるた協会専任理事や専任読手を歴任されるなど、かるたの普及に大きく貢献された。講演の最後には、かるたの読み方の御指導もいただき、盛会の内に講演は終了した。
講演会には、愛媛県かるた協会の方々も20名ほど御参加された。
2.茗渓会愛媛支部総会(13:00~)参加者30名
(1)支部長あいさつ
中村 光宏 茗渓会愛媛支部長
(2)本部派遣理事あいさつ
古藤 昭子 茗渓会監事
(3)茗渓会総会の報告
中村 光宏 茗渓会愛媛支部長
(4)会計報告
森川 大和 茗渓会愛媛支部会計担当
(5)その他
事務局からのお願い
○愛媛支部会計について
ここ数年毎年3万円ほどの赤字続きで、昨年愛媛支部総会案内の新聞広告(約7万円)を取りやめた。そのおかげで3万円ほどの黒字となったが、相変わらず台所事情は厳しいものがある。収入増をするには、支部会費の増額しか今のところ策ないが、他によい方法がないか検討をする。
○支部総会出席者について
ここ数年支部総会出席者は固定化されており、新しい会員の方への広報、出席がないものか検討する。そうすれば、支部会計も少しは潤うようになる。HPの開設や著名人の方の御出席、会員名簿の精査など、対応できそうなものを取り組んでいく。
** 全員で写真撮影 **
3.懇親会(13:45~)参加者30名
4.事務局所感
年1回の支部総会ではあるが、昨年から環太平洋大学短期大学部(愛媛県宇和島市)学長の古藤高良先生が御参加されるようになり、そのため茗渓会事務局にも御無理をお願いして奥様の古藤昭子監事に愛媛に来ていただくようにしていただいた。愛媛支部としては大変ありがたいことであります。また。今年度は茗渓会事務局の御尽力により、会員名簿の御提供もしていただき、今後の支部活動に生かしていきたいと思っている。やはり、若い方の御出席、そして教員以外の方の御出席等が今後の支部活動の活性化につながるのは確実である。そのために事務局でできることは何なのかを、模索しながらではあるがやっていきたいと思っている。
平成26年度も和家寛治先生の講演、そして支部総会、懇親会は盛会の内に終了することができた。