千葉支部は、7月6日(日)に総会を開きました。今年度は、参加者が約60名、その中には4名の初任者も参加され、また他支部に登録されていた方の参加もあり、新鮮な雰囲気を感じさせる会でした。千葉支部で取り組んでいる事業として、占春会や青桐会(若手会員)などの研修会が報告されました。
この日は講演会も開かれました。宮本みち子さん(放送大学副学長)が「ポスト工業化時代の若者の今とこれから」と題してお話がありました。変容する家族、年功賃金の崩壊などポスト工業化の時代の変化を論じ、特に女性のライフコースの変化に触れながら、グローバル化にともなう人々の二極化があることを指摘しました。伝統的な地域社会の絆に代わる新しい絆を作るための一つとして、若者支援の取り組みがだいじであることに言及されました。(本部派遣理事・百瀬明宏・記)