筑波大学宇宙技術プロジェクト(STEP)はロケットの製作や小型模擬人工衛星の製作を行っている学生団体です。毎年8月に行われる日本最大規模の学生・社会人によるロケットの打上げ実験と小型模擬衛星の自律制御のアマチュア大会である「能代宇宙イベント」に参加しています。私たちが製作しているのは、全長約170~210cm程の機体に固体と液体の燃料を使用した「ハイブリッドエンジン」を搭載したロケットと、そのロケットに搭載する「缶サット」と呼ばれる小型模擬人工衛星です。毎年8月の打上げ実験では、ロケット自体とその飛翔データを無事に回収すること、搭載する缶サットのミッションを遂行すること、という目標を掲げ打上げを行っています。
また、サークルの目標として「プロジェクト体制でのものづくりを体験すること」を掲げており、25人のメンバーがエンジンや、機体設計といった5つの班に分かれそれぞれが同時進行で製作活動を行っています。