一般社団法人 茗渓会

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茗渓会愛知支部 地域総会等報告
2014年9月16日掲載

平成26年度茗渓会愛知支部主催講演会・総会・懇親会報告

講演「次世代につなぐ生殖 細胞の不思議」

7月12日(土)午後4時から名古屋市のルブラ王山にて、筑波大学出身で基礎生物学研究所の小林悟教授を講師として、支部主催講演会を開催しました。「次世代につなぐ生殖細胞の不思議」を演題として、研究者を目指した動機やこれまでの研究の概要についてお話していただきました。小林教授は、小学生の時、「幾何に王道なし」という言葉に感銘を受け、他の人がやらないことをやろうと考えて研究をされてこられました。ショウジョウバエを用いて生殖細胞の研究を行っており、現在まで取り組んできた3つの研究テーマについて、分かりやすく説明していただきました。非常に地道な作業の積み重ねと新たな問題を発見する発想力で歩んでこられたことが強く印象に残り、まさに「学問に王道なし」ということを教えていただいたと感じました。

講演会に続いて、午後5時から支部総会を行いました。鳥山支部長の挨拶に続いて、本部の西川潔副理事長から江田昌佑理事長のメッセージも含めて御挨拶をいただきました。次に筑波大学の三明康郎副学長から筑波大学の現状や未来構想などについて説明をしていただきました。「地球を活躍の場に」という目標を掲げ、国際的な研究拠点として発展していることなどがよく分かりました。

総会の後、講師の小林教授や、西川副理事長、三明副学長にも出席していただいて、懇親会を行いました。今年度も約100名の会員が参加して懇親を深めることができ、非常に盛況でありました。

  • 小林悟教授