- タイトル
- 数詞:その誕生と変遷(改訂版)
- 著者
- 小林功長(かつなが)(昭和26年東京文理大理学部物理学科卒)
- 出版社
- 大芸社
- 形式
- 四六版、158ページ 1,000円(税別)
この本は、数詞の誕生と変遷および数詞の歴史という視点からの日本語の誕生を論じたものです。
数詞の誕生では、さまざまな数詞の比較分析という方法で、「1と2の時代」「3と4の壁」「指の働きと10までの数」「10進20進60進数」等を述べています。変遷では、ヨーロッパおよびインド北部の数詞中心に、異なる言語集団が接触するときに起こる数詞の変化を述べています。
日本語の形成については、日本語が「いち、に、さん」「ひとつ、ふたつ、みつ」の2種類の数詞を持っていることをもとにその成立を論じています。