日時 2016年3月16日(水) 19:00~21:30
場所 茗渓会館4階 筑波・新泉の間
話題提供者 野村宏さん
㈱関電工 取締役常務執行役員
1987年 経営・政策科学研究科 修了
題目『「電力全面自由化」を考える』
“電気は生産即消費”、“発電から小売まで光の速さで流通する”、という大前提の説明から、野村さんの話は始まりました。
目前に迫った「電力全面自由化」に呼応して、新電力と呼ばれる会社が200社強名乗りをあげている昨今、マスコミやDMなどでいろいろなセールスを受ける私たち一般ユーザは、何を見極めて選べばいいのか、たいへん示唆に富んだお話をいただけました。
すでに自由化が進んでいる海外の例や、今後の再生エネルギー発電の方向性など、深く考えさせられる話題も多々あり、懇親会の席でも熱い議論が続きました。
「電力全面自由化」のメインターゲットは、1か月の電気使用量が400kw以上の家庭とのこと、帰宅後に思わず検針票を見てみた事務局子でした。
産業人会は毎月第3水曜日の19時に、茗渓会館にて開催しています。次回は2016年4月20日(水)となります。