日時/2016年10月19日(水) 19:00~21:30
場所/茗渓会館4階 新泉の間
懇親会/茗渓会館1階 カフェ&レストラン
参加/32名
話題提供者/髙橋基之さん
秀明大学・教授
第1学群 自然学類1978年卒
題目『学校教育の現状と将来展望~「社会に開かれた教育課程」を読み解く~』
髙橋基之さんは筑波大学の一期生。高等学校教育の現場から教育行政、教員養成といった幅広い領域に渡り、一貫して子どもたちの学びを支えてきていらっしゃいます。
今まさに改訂作業の真っ最中である新しい学習指導要領のねらいとするところや、大学入試制度に大きなメスが入ろうとしている「高大接続改革」などを、最新の資料を披露いただきながら、熱く語っていただきました。
そのベースにある髙橋さんの思い…、“そもそも人は何のために学ぶのか”という命題に対して、人生をよりよく生きるという向上心は言わずもがな、人が根源的にもっている“知りたい!”という欲求を刺激する学校・教師・カリキュラムであるべきだということを、強く感じました。
また平成8年から行われた東京都立高校の改革については、学校選びの場面で、ここまで生徒と保護者に選択肢が与えられているのかと、ちょっとした驚きを感じた事務局子でした。
産業人会は毎月第3水曜日の19時に、茗渓会館にて開催しています。
11月は東京都茗渓会総会・講演会・懇親会が行われます(11月27日)ので、産業人会としては1回お休みとなります。次回産業人会はは2016年12月21日(水)となります。