日時/2018年5月16日(水) 19:00~21:30
場所/茗渓会館4階 新泉の間
懇親会/茗渓会館1階 カフェ&レストラン
参加/23名
話題提供者 塩津 真(事務局)
株式会社キャリアアンカー 代表取締役
1982年 第二学群 人間学類 卒業 1987年 経営・政策科学研究科 修了
題目「現在の人事施策トレンド ~『働き方改革』を中心に~」
今回は、3月の会を「春分の日」の祝日と重なり休会とした影響を受け、話題提供者のご依頼が間に合わない事態となったため、苦肉の策として、世話人の一人である塩津 真から「現在の人事施策のトレンド~『働き方改革』を中心に~」といったテーマで、専門分野の「人事」についての話題を提供いたしました。
当日は、まず、今まさに国会審議中の「働き方改革関連法案」の全体概要と、法案が提出された背景について紹介いたしました。特に、「就業したくても就業できていない人の障害となっていることを除去すること」が、法案提出の原点であることについて、具体的な統計データも用いて詳しく説明いたしました。
次いで、法案一つひとつについて、その具体的内容を配付資料に基づき説明いたしました。ただし、どうしても細かい内容のため、やや時間をとりすぎた感は否めません。
最後に、「働き方改革法案」の企業における影響について、当人の本業である「人事戦略コンサルタント」として現在直面している各企業の取組み状況の情報を交えてお話ししましたが、時間の関係上、尻切れトンボになったかもしれません。
実は、当人が「人事施策のトレンド」について話題提供をするのは今回が2度目です。前回は、本「産業人会」がスタートした3年前・2015年6月の第1回に、会の口切役として話をいたしました。改めて振返ると、3年の時を経て、社会情勢は大きく変わり、人事のトレンドは変化しております。
また、今回の参加者23名は、現役の学生さんから、入社後まだ4年目の若手・大企業の中間管理職・経営者層の方・区議会議員さんと幅広く、「産業人会」が3年の年を経て、確かに定着してきたことがうかがえます。
「人事トレンド」の変化とともに、ちょうど3年間の区切りを迎え、「産業人会」の成長を事務局として実感することができた今回の集まりでした。