一般社団法人 茗渓会

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本部 ニュース
2018年8月3日掲載

茗渓・筑波産業人倶楽部 発会式報告

日時/2018年7月22日(日) 13:00~17:00
場所/茗渓会館2階 茗渓の間
参加/110名
次第/13:00~17:00

・開会  13:00
祝辞 佐藤 忍(筑波大学副学長・茗渓会理事)
   笹 のぶえ(全国高等学校長協会会長・東京都立三田高校長)
・基調講演  13:15
   江田 昌佑(茗渓会理事長) 「茗渓・筑波産業人倶楽部に期待する」
・大学の現状  13:30
   五十嵐浩也(筑波大学DACセンター長)
・シンポジウム 13:50 「なぜ今、交流が必要なのか」
   シンポジスト 河本 武((株)ユーハイム代表取締役会長・茗渓会理事)
          廣田則夫((株)日立建機教習センタ顧問・筑波みらいの会会長)
   助言者    江田昌佑(茗渓会理事長)
・懇親会 15:15
   挨  拶 井口武雄(三井住友海上火災保険(株)名誉顧問・茗渓会副理事長)
   スピーチ 原田茂樹(常陽銀行)、荊 華(三協インターナショナル)
        河野隆二(神奈川工科大学)、竹村和也(セイコーエプソンAC)
        角田英樹(茨城県庁)
   乾  杯 海老沢敬子(東京茗渓会幹事)
・閉会 17:00
   佐藤順一((株)カクヤス代表取締役社長)
 
 高野力常務理事による開会宣言の後、佐藤、笹両氏からの祝辞があった。佐藤氏から筑波大学の立場から異分野交流の重要性、産業界の会員のための集まりに対する前向きな発言があり、笹氏からは教育界を代表する立場から、こうした産業界での新しいネットワーク構築の動きに賛意が示された。

○基調講演「茗渓・筑波産業人倶楽部に期待する」

 江田昌佑茗渓会理事長から、表題に関連して「レビューと中期将来計画」(2016年)に始まるこの会の設立の経緯の説明があった。また、産業界で活躍している二賢人の同窓生の言葉を紹介しつつ、同窓生に対する茗渓会の役割とこれからの社会に求められる人財についてふれ、当倶楽部の設立が茗渓の伝統と新しい価値観などを見出す根源となる旨の展望を述べられた。

○大学の現状

 筑波大学の現状の報告では、五十嵐浩也筑波大学DACセンター長から、海外同窓会及び留学生の状況、2017年度筑波大学進路状況の説明があった。進路状況については、学群では就職者980名の中で多かったのは企業への就職者で、大学院(修士・博士前期)では就職者1087名の中で企業への就職者が最も多いという報告があった。また、企業の人事部門から見た大学のイメージランキング調査(2018年)で筑波大学が1位になったことが報告された。

○シンポジウム「なぜ今、交流が必要なのか」

 河本、廣田両氏から配布資料に基づいて自己紹介があり、母校で培ったものや自身の経営観について述べられた。続いて、両氏がそれぞれ所属する筑波みらいの会、茗渓経済倶楽部と本倶楽部とのかかわり、役割と展望、筑波大学生と卒業生への期待について説明があった。フロアからは、「地域組織等総会」などに教員以外の会員が参加しにくい現状の改善、若手会員が参加する環境づくりなど、今後の具体的な取組みについて質問や意見があり、シンポジストと熱い議論が交わされた。

 懇親会は、10分の休憩と集合写真撮影に続き、座席を変えて行われた。参加者相互の積極的な情報交換が行われ、大いに懇親が深められた。最後は全員による宣揚歌「桐の葉」の大合唱のち、佐藤氏による閉会の挨拶があり、盛況のうちに幕を閉じた。
 なお、西日本西日本豪雨災害で犠牲になられた方への追悼をこの会の冒頭で行い、懇親会の初めに災害に遭われた方への義捐金を提案し了承された。義捐金は最終的に75,000円になった。