今年度からコアSSH(スーパーサイエンスハイスクール)指定校となった茗溪学園は、筑波大学(生命環境学群・理工学群)と共催で、小学生を対象(参加46名)としたサイエンスキャンプを7月27日、28日に筑波大学および茗溪学園を会場として実施しました。
このキャンプは、茨城県内の新旧SSH指定校の高校生が主体となって科学実験等の活動を小学生に指導することを通じ、高校生自身の科学に対する興味関心と「サイエンスコミュニケーター」としての能力を向上させることを目標としています。筑波大学の先生方と大学院生の支援の下、指導の高校生たちの事前研修を筑波大学で何度も重ねた上で、当日実施の運びとなりました。
キャンプ初日、筑波大学を会場に化学と生物学の実験を交代で行いました。化学では染料を合成したあとに染め物を体験、生物学ではザリガニを解剖し、体の構造をすみずみまで観察しました。その後、場所を茗溪学園に移して科学ゲームなどのプログラムを行い、茗溪学園の学寮に1泊し発表会を行いました。