- タイトル
- 学徒勤労動員の時代-心理・行動ならびに教育-
- 著者
- 岡田 明(昭28大心)
- 発行所
- 愛育社
- 形式
- B5判 152ページ 1200円
著者が、学徒勤労動員を体験した青年前期から中期にかけて、どんな心理でどう行動したのか、その時に受けた教育はどんなだったか、その影響はどうか、そこから考えるべきことは何か、今の社会状況にどうすべきかを考えてまとめたものが本書である。
主な章立ては次のようになっている。
Ⅰ 東京府立第十二中学校
Ⅱ 学徒勤労動員の時代
Ⅲ 学徒勤労動員
Ⅳ その時代の心理と行動
Ⅴ 教育
Ⅵ 今にして思うこと
心理学的には精神分析理論、認知理論、社会的学習理論ならびに文脈理論からの分析もなされている。
加えて現代の幸福感は 心のよい状況 subjective well-beingの観点から分析されることがあるので、そのためのパラダイムも提案した。
(茗渓1074号に掲載)