- タイトル
- 『山形和美全集』全一四巻
- 著者
- 山形和美 筑波大学名誉教授。34年教大文学修士(英文学)修了。同博士課程中退。
- 発行所
- 彩流社 2008年刊
- 形式
- 四×六判 各巻平均三四〇ページ
『グレアム・グリーンの文学世界』で文学博士(筑波大学)。筑波大学現代語・現代文化学系教授を定年退官(1997年)。
本全集は著者が大学教員生活50年の間に研究し発表したものをテーマ別に集めたもの(ただし翻訳は入れていない)。
これは「文学と思想とキリスト教」の関係を哲理的かつ根元的に捉え、批評界に独自の地歩を築いた英語文学、日本文学、フランス文学、そして比較文学、文学理論などを中心にした批評家の足跡である。
なお、本全集は2009年度の日本キリスト教文学会特別大賞を受賞した。
(茗渓1063号に掲載)