茗渓会がすぐれた社会貢献活動を行っている方を顕彰する「茗渓賞」を贈る第12回顕彰式が、11月25日茗渓会館で行われました。今年の茗渓賞は顕彰選考委員会で決定した団体5、個人5でした。このほかに3月には大学院修了生対象の社会貢献活動「茗渓賞」が予定されています。
この日の顕彰式出席は受賞関係者17名、来賓として外部選考委員1名、茗渓会理事ら主催者側関係者18名でした。
祝賀会で選考委員の門脇邦彦氏は次のように受賞者を讃えました。
「社会貢献をしている人のお顔は素晴らしい。『一隅を照らすこれすなわち国の宝なり』という最澄の言葉にもあるように、それぞれの立場において社会のため人のため、日本のために貢献されることは尊いことです。」
また、受賞者を代表して岡田一枝さんは次のように挨拶しました。
「140年という長い伝統を持つ茗渓会から私たちの社会貢献活動が認められたことは、私たちの自信と誇りとなりました。私は織物を通して活動していますが、筬に糸を通すための視力が続く限り、100歳までも活動を続けたい。勇気と意欲を頂きました。」
今年の受賞者は下記のとおりです。
団体
- ふるさとつくば ゆいまつり実行委員会 (代表学生 中川沙羅葉)
- 彩の会 (代表 岡田一枝)
- 埼玉県立所沢西高等学校 被災地ボランティア実行委員会
(代表生徒 本間徹 玉田尚子) - NPO法人 川越きもの散歩 (代表 藤井美登利)
- 神奈川工科大学 防犯ボランティアサークル KAIT BLUE
(代表学生 板橋幸音)
個人
- 鈴木昭重
- 山地和家子
- 橘斌・橘満
- 川口幸男
- 和家寛治