前身の諸学校まで含めた筑波大学の卒業生および現役の教職員、在校生が集まって、世代交流を図る「茗渓・筑波グランドフェステイバル」が「創ろう 東京オリンピック・パラリンピック ~おもてなし×教育×筑波大学~」と題して、平成27年1月25日(土)に筑波大学大学会館にて盛大に開催されました。
1時30分からのオープニングセレモニーでは、大会会長 永田恭介学長、大会参与 江田昌佑茗渓会理事長、大会実行宇委員長 真田久体育専門学具長のご挨拶に続き、2時から文部科学省スポーツ・青少年局国際スポーツ室浅野敦行室長の「スポーツ フオー トゥモロー」という基調講演がありました。
引き続きパネルデイスッカションに移り、阿江通良・筑波大学副学長、太田圭・筑波大学芸術系教授、根本文雄・筑波大学大塚特別支援学校教諭、江上いずみ・グローバル マナー スプリングス代表のパネリストの皆様からお話があり、会場の参加者と討論がなされました。パネリストの皆様のお話は、いずれも興味深く有益なお話でしたが、なかでも、大塚特別支援学校の取り組みは、参加者の感動を呼びました。その内容は次のようなものでした。
障害のある小学部から高等部までの児童・生徒がオリンピックに対していろいろ調べ発表したことが報告されました。有名な陸上競技短距離のウサイン・ボルト選手に手紙を書いたことや、日本にあるジャマイカ大使館を訪れ大使館員と交流して感動した話、ロンドンオリンピックの柔道のメダリストである同窓の杉本美香選手・平岡拓晃選手に連絡を取り、両選手が附属学校を訪れ、児童・生徒と交流し、何事にも諦めないで努力することが成功につながることを教わり、児童・生徒は大変感銘を受けたことなどの報告がありました。
パネルディスカッションの後、会場を移して、懇親会が持たれました。